童貞は母に依存する

学生の僕は、童貞であることに深く悩み、精神的に追いつめられていた。ある夜、ついに限界を迎えた僕は、子○のように母さんに助けを求めて泣きついてしまったんだ。
そんな僕の姿に、母さんの過保護なまでの愛情は暴走を始めた。「あなたの苦しみは、ママが全部受け止めてあげる」――その言葉と共に、母さんの慰めは、ただの抱擁では済まなくなった。
総字数 約4000字
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(試し読み1)
僕の心のガラスは、ついに、限界を迎えていた。僕は、枕に顔をうずめ、声を殺して泣いた。劣等感、焦り、孤独、そして絶望。ぐちゃぐちゃになった感情が、涙となって、枕カバーに染みを作っていく。もう、嫌だ。消えてしまいたい。そう思った時、僕の口から、無意識のうちに、か細い声が漏れた。「……母さん……助けて……」。それは、●●●の男が口にするには、あまりにも情けない、○○子○のような、助けを求める声だった。
(試し読み2)
母さんは、僕の体をゆっくりと自分から離させると、涙でぐしゃぐしゃになった僕の顔を、その両手で包み込んだ。そして、僕の瞳をまっすぐに見つめて、こう言った。「ママがいるから。あなたのその苦しみ、ママが、全部受け止めてあげる」。その瞳は、もはや単なる母性のものではなかった。僕の絶望的な告白が、彼女の中にあった、何か特別な感情のスイッチを入れてしまったのだ。
(試し読み3)
「母さん、僕も……母さんのを舐めたい」
その言葉に、母さんは一瞬きょとんとした顔をしたが、やがて、とろけるように、しかしどこか悲しげに、微笑んだ。彼女は、自ら下着を脱ぎ捨てると、ベッドに仰向けになり、僕を待っていた。僕は、まるで操り人形のように、そのベッドの脇にひざまずいた。そして、母さんの、無防備に開かれた足の間に、顔をうずめる。