山登りが趣味の、互いに信頼しあう夫婦が、絶景ポイントがあるという山へたまたま出会った男にさそわれる。
しかしそれは、私有地である山奥でひっそりと、さらった女に子を産ませながら血を残す一族の策であった。
山中でおかされさらわれ、一族の小屋で苦痛しかない人獣らとの交尾を繰り返される中で、人妻は感情をなくしてゆく。
が、人獣家に伝わる丸薬をのまされ続けたことで、その効果により、異様に敏感になる肉体と、人獣たちが愛する夫に見える幻覚に呑み込まれてしまう。
歓喜と幸福の絶頂を繰り返すようになる人妻。
やがて、人獣・彼らの子を宿した人妻の腹は大きくなった。