人妻が隣の少年を誘惑して

※ご注意:この小説は、すでに出版済みの「少年が隣の人妻に誘惑されて」の本編部分を、ヒロイン・絵美の視点から描いたものです。
(あらすじ)
夫のいない昼下がり。ドアの前でうずくまる年下の可愛い隣人・達彦くん。「哀れなキミに、お姉さんがご馳走してあげよう」。そんな軽い気まぐれから、人妻・絵美の退屈な日常は、甘く刺激的な色に染まり始めた。
無防備な脚に向けられる戸惑いの視線 、ほんの少し体を寄せただけで早鐘を打つ彼の心臓 。その純粋な反応の一つ一つが、絵美の心に潜む悪戯心に火をつける。「このゲームの主導権は、完全に自分が握っている」。
そして、絵美の指が彼の熱に触れた瞬間、ゲームは禁断の領域へ―― 。もう、後戻りはできない 。この純粋な少年を、彼女はどこまで壊してしまうのだろうか 。
総字数 約49,500字(読了時間 約1時間39分)
〈本文より抜粋〉
「こぼすよ、そんなことしてたら。絵美さん」
「こぼしたら、達彦くんが拭いてくれるんでしょ?」
絵美はいたずらっぽく微笑み返した 。その言葉に彼がどう反応するか、試すように 。達彦くんは何も言えず、視線を泳がせるだけだった 。絵美はわざとゆっくりとケーキの最後の一口を味わうと、口の端についた生クリームを、赤い舌でぺろりと舐めとった 。彼の視線が、自分の唇に釘付けになるのを、彼女ははっきりと感じていた 。
〇
「じゃあさ、いろいろと……女の子と、したい?」
その言葉と同時だった 。絵美は、何気ない素振りで自分の手を動かし、彼の太ももの上に、そっと置いた 。
ぴん、と張り詰めた空気が肌を刺す 。制服のズボンのざらりとした感触の下で、彼の筋肉が石のように硬直するのが、手のひらを通して伝わってきた 。彼の呼吸が止まっている 。絵美は彼の顔を見上げた 。
〇
達彦くんは夢中で小陰唇を舐めまわし、絵美の吐息は次第に熱を帯びて荒くなっていく 。先ほど指を挿入されたばかりの膣口に、今度は達彦くんの舌先が押し当てられた 。
「ひゃん……っ」
ベッドがぎしりと音を立てて揺れる 。舌がぬるりと膣内に入り込んできた瞬間、絵美の体は弓なりに跳ね上がっていた 。信じられないほどの快感だった 。