童貞は母を支配する

親父が長期出張で不在がちになった家で、俺は、童貞であることへの鬱憤と、どうしようもない苛立ちを抱えていた。その捌け口になったのが、母さんだった。俺は、母さんに命令し、その自由を奪うことで、自分が家の支配者になったような、歪んだ快感を覚えていったんだ。
精神的な支配だけでは飽き足らなくなった俺は、ついに肉体的な支配を求めた。抵抗できない母さんを、俺は力でねじ伏せ、その体を貪ったんだ。
総字数 約3000字
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(試し読み1)
ある週末の午後、母さんが、綺麗に化粧をして、出かけようとしているところだった。俺は、玄関で靴を履こうとする彼女の前に、立ちはだかった。「どこに行くんだ?」。母さんの、狼狽した顔を見るのが、たまらなく楽しかった。俺は、彼女が持っていたハンドバッグを、ひったくるように奪い取ると、その中身を、ソファの上にぶちまける。母さんは、息を呑んで、震えていた。
(試し読み2)
その夜、俺は、ノックもせずに、母さんの寝室のドアを開けた。そして、ゆっくりとドアを閉め、鍵をかける。カチャリ、という無機質な音が、やけに大きく部屋に響いた。「俺の言うことを聞け」。俺は、静かに、しかし、逆らうことを一切許さない声で、そう命じた。「脱げよ」。母さんの瞳から、涙が、ぽろぽろとこぼれ落ちた。しかし、彼女は、もう俺に逆らうことはできない。
(試し読み3)
俺は、ベッドの上で震える母さんの目の前に、俺の怒りと、劣等感の象徴を、突きつける。「舐めろ」俺は、短く、そう命じた。母さんは、涙を浮かべて、小さく首を横に振った。俺は、その髪を、鷲掴みにして、無理やり、俺の中心へと、その顔を引き寄せた。母さんの口からは、嗚咽が漏れていた。その涙と、屈辱に歪む顔を見ながら、俺は、これ以上ないほどの、歪んだ興奮を覚えていた。