童貞は母を誘惑する

父さんが長期出張で不在の家で、僕は、母さんが抱える孤独に気づいたんだ。童貞であることに焦っていた僕は、母さんのその弱みに付け込む、ある狡猾な計画を思いついた。
「僕が、お父さんの分まで守ってあげる」――優しい言葉とスキンシップで、僕は、孤独な母の心に、息子としてではなく、一人の男として入り込んでいった。計画通り、母さんは僕に身を委ね、僕たちは一線を越えた。
総字数 約3000字
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(試し読み1)
僕は、母さんの華奢な肩を、優しく、しかし有無を言わさぬ力で、自分の胸に引き寄せた。「父さんがいない間、寂しい思いさせてごめんね、母さん」。その言葉に、母さんの体が、ふっと力を抜くのが分かった。彼女は、安堵したように、その身を僕に預けてくる。僕は、その頭を、まるで恋人にするかのように、優しく撫でた。「僕が、父さんの分までお母さんを守ってあげるから」。その言葉は、呪いのように、静かなリビングに響いた。
(試し読み2)
僕の腕の中で、母さんの体が、小さく震えているのが分かった。しかし、それは、もう寂しさや悲しみから来るものではない。僕の胸板に押し付けられた、その柔らかな乳房の感触。僕の肩口で聞こえる、彼女の、少しずつ乱れていく呼吸音。その全てが、彼女もまた、僕と同じように、この背徳的な状況に興奮していることを、雄弁に物語っていた。
(試し読み3)
ベッドに母さんを仰向けにさせると、僕は、その足元にひざまずく。そして、最後の砦である、彼女の下着を、ゆっくりと、引きずりおろした。母さんの孤独を、その寂しさを、僕が、この舌で全部埋めてあげる。そんな思いで、僕は、無防備に晒されたその秘所を、丁寧に、舐め始めた。母さんの喉から、くぐもった、甘い喘ぎ声が漏れ始めた。