童貞は母を奪う

学生の俺はまだ童貞であることに劣等感を抱いていた。特に、恋愛経験豊富な親友の浩太には、強い嫉妬を覚えていたんだ。そんな浩太を家に招いた日、事件は起きた。母さんが、俺には決して見せないような、艶めかしい女の顔を、浩太に向けたんだ。
俺の中で、どす黒い嫉嫉と独占欲が爆発した。「母さんは、俺だけのものだ」――その歪んだ思いのままに、俺は浩太が帰った後、母さんを問い詰め、その体を奪った。
総字数 約3000字
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(試し読み1)
キッチンから現れた母さんの姿に、俺は、息を呑んだ。いつもは、Tシャツにエプロン、というラフな格好の母さんが、その日は、体のラインがくっきりと出る、少し胸元の開いたニットのワンピースを着ていたのだ。普段は結んでいる髪も下ろされ、薄く化粧までしている。それは、俺がこれまで見たことのない、一人の「女」としての母さんの姿だった。「あら、浩太くん、いらっしゃい」。母さんは、俺の親友に、俺には決して見せないような、艶のある笑顔を向けた。
(試し読み2)
俺の母親が、俺の見ている前で、他の男に、あんな艶めかしい顔を見せている。その屈辱感が、やがて、歪んだ独占欲へと変わっていった。母さんは、俺だけのものだ。他の誰にも、渡してはいけないんだ。浩太が帰った後、俺は、ずっと胸の中で渦巻いていた、どす黒い感情を、母さんにぶつけた。「母さん、さっきの格好、何なの?」「浩太の前で、あんな格好する必要ないだろ。……母さんは、俺だけのものでしょ?」
(試し読み3)
「あっ、そ、そこは……!」
母さんは、これまでで一番大きな声を上げると、ビクンと、その体を大きく震わせた。俺は、膣内の内壁の一点が、指に触れるたびに、ひときわ強く脈打つのに気づいた。彼は、そこが母親の快感の源泉であると確信し、しつように、その一点を指の腹でこすり上げ始めた。