「妊活に疲れた23歳の保育士義妹が、排卵日に姉の夫へ種付け懇願、中出し許可──」
子ども好きなのに、不妊症の旦那では妊娠できない…。
そんな彼女が選んだのは、バスケ部出身で逞しい義兄の雄。
一夜で偽りの家族が崩れ、義妹は‘牝’として孕む以上の悦びに堕ちていく…。

背徳と本能が交錯する 義妹×義兄 托卵不倫ドラマ。
――あなたも、この禁断の繁殖記録を覗いてみませんか？


【本作のヒロインに後日談特別インタビュー】

はじめはそんなつもりじゃなかったんです…。

お姉ちゃん達のいつもの里帰りだってホントに思ってたし、
久しぶりにお義兄さんも一緒だなんて当日まで
お母さんから聞いてなかったし…

お義兄さんのことですか？
そりゃあ、あの桜陽館〇校のバスケ部、元・主将なんてスゴイし
お姉ちゃんとの結婚の挨拶で初めて会った時から
カッコいいなってちょっと思ってたけど…

し、仕方ないじゃないですか！
旦那のせ、精子じゃ妊娠の確率低いってお医者さんにも言われてたし…

それに甥っ子ちゃんも姪っ子ちゃんもホントにカワイイんです！（←興奮）

元々子どもが大好きだから保育士にまでなったのに
自分にはいない人生なんて…考えられないですよぉ…


お姉ちゃんと私だったら遺伝子上ではほぼ一緒。…ってことは

「私とお義兄さんの子だったら同じくらいカワイイんじゃ…」

って思っちゃったんです！

顔が似てたってべつに親族なんだからおかしくない、ですよね…？


だ、旦那には悪いと思ってます！思ってますけど…
でも旦那だって赤ちゃん欲しいって言ってたし
これ以上不妊治療続けるのも大変でかわいそうだから…

え？その割には朝まで挿入れっぱなしで、何度もイキまくっ…
ちょっ、ヤダ…
だ、だって赤ちゃんデキなかったら
協力してくれたお義兄さんに申し訳ないかなーって思って念のため…です…

……正直に言うと、私、
今の旦那と〇校から付き合い始めて
そのまま結婚したから

そ、その…

あ、あんなにおっきい人とシタことなくて…
ちょっと新鮮だったのは認めます…。

赤ちゃんですか？
私はわかってたんですけど、
この前病院で検査してもらったらちゃんと、デキてました。
心拍も正常だって。

旦那も泣いて喜んでました。

ちょっと後ろめたさもありましたけど
赤ちゃんが来ることには変わりないし、
旦那と大事に育てていきます。
早速、週末にはアカチャン〇ンポで爆買いするしたいみたい（笑）

お義兄さんとですか？
連絡は取ってません。
変にお姉ちゃんに怪しまれても迷惑かけちゃいますし。

来年のお盆の頃にはもう生理も始まってると思うから
私的には年子でも全然いいかなーと思ってますけど…
まぁ、その時の状況次第ですね。

（9月20日 12:50 市内某カフェにて）

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ページ数:60ページ
作者:M-さっぷ

托ラブ1 -妊活中の義妹・優子（23・保育士）、繁殖期なので姉の旦那へ種付けしてもらいました。